C.Wニコルさんとの対談で誕生したナイフ。命名もニコルさん。
日本の銃刀法では、刃渡り6センチ以上のナイフを常時携帯することはできない。「持ち歩けるナイフで、オール・ラウンドな作業ができるものはできないの?」というコンセプトで作られた。小さいけれど大きな作業ができる工夫として、ハンドルに、グリップ力を増すための段差がつけてある。ブレードの形状は、アール(曲がった部分)を大きくとって、見かけより刃が大きく使えるように工夫されていて、汎用性が高い。アウトドアやシティライフで、常時携帯して使うことができる。
ニコルさんは、出来上がったこのナイフを手にして
「僕なら、熊一頭、丸ごとこのナイフで解体できるほど……」と言ったという。小さなボディに、ナイフのオールラウンドな機能を凝縮して持っている。
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